「毎朝、手軽に挽きたてのコーヒーが飲みたい」 「でも、ハンドドリップをする時間も余裕もない」
もしあなたがそう思っているなら、この記事はあなたのためのものです。
こんにちは。コーヒーガジェット愛好家です。 今回は、私が10年間毎朝使い倒している相棒、Panasonicの全自動コーヒーメーカー(NC-Aシリーズ)について、正直な感想を語ります。
結論から言うと、「最高の一杯」を求めるなら、この機種は買わないでください。 しかし、「忙しい朝に、及第点以上の挽きたてコーヒーを全自動で飲みたい」なら、これ以上の選択肢はありません。
10年使っても壊れない頑丈さと、ズボラな私でも続いている「圧倒的な楽さ」について、包み隠さずレビューします。
10年使ってわかった「Panasonic NC-A57」の実力
私が使っているのは旧型のNC-A56ですが、現行機種のNC-A57も基本構造は同じです。このマシンの特徴を一言で言えば「実用性の塊」です。
メリット1:思考停止でコーヒーができる
使い方は驚くほど簡単です。
- ペーパーフィルターをセットする
- 水を入れる
- 豆を入れる
- スイッチON
これだけ。所要時間は約10分。 朝起きてスイッチを押し、顔を洗って着替えている間にコーヒーが完成しています。この「ルーティンに溶け込む手軽さ」こそが、10年使い続けられた理由です。
メリット2:メンテナンスがほぼ不要
「全自動は掃除が面倒」と思っていませんか? この機種の消耗品はペーパーフィルターのみ。抽出後はフィルターごとカスを捨てて、ポットとバスケットを水洗いするだけ。 ミルの自動洗浄機能がついているので、面倒なミルの掃除も不要です。
10年間、水洗いだけで使い続けていますが、パーツも交換せず一度も故障していません。Panasonicの耐久性、恐るべしです。
正直なデメリット:味は「そこそこ」
あえて厳しく言います。 バリスタが丁寧にハンドドリップした一杯や、本格的なエスプレッソマシンで淹れたコーヒーと比較してはいけません。
あくまで「インスタントよりは遥かに美味しく、缶コーヒーより香り高い」レベルです。 「豆の個性を極限まで引き出す」ような繊細な抽出は苦手ですが、「毎朝の目覚ましとして満足できる一杯」は確実に提供してくれます。
STARESSOなどの「凝った器具」に浮気してわかったこと
実は私、エスプレッソにハマって「STARESSO」などの手動器具に浮気した時期がありました。 味は確かにSTARESSOの方が上です。クレマも立ちます。
しかし、続きませんでした。
- 粉が飛び散って掃除が大変
- 準備に時間がかかる
- 抽出後の片付けが面倒
結局、「毎日使う道具」として残ったのは、地味だけど仕事が早いPanasonicでした。
結論:こういう人におすすめ
このコーヒーメーカーは、以下のような人には強くおすすめできます。
- 40代〜50代で、朝の時間を有効に使いたい人
- 道具の手入れや掃除が苦手な人
- 「最高」ではなく「最適」なコーヒーを求めている人
- 一度買ったら10年は使い倒したい人
逆に、「休日に儀式のようにコーヒーを淹れる時間を楽しみたい」という人には向きません。
現在、私の持っているNC-A56は廃盤となり、機能が強化されたNC-A57が販売されています。「デカフェ豆コース」などが追加されていますが、あの頑丈さと手軽さは健在です。
「毎朝の10分」をこのマシンに任せてみませんか?
