「STARESSOの片付けには疲れた」 「でも、やっぱり濃いエスプレッソ風コーヒーが飲みたい」
そんな「コーヒー沼」にハマりかけていた私が、次に手を出したのがイタリアの家庭で必ず見かけるという『ビアレッティ(Bialetti)』です。 しかも、我が家のキッチンに合わせてIH対応の「モカ インダクション」を選びました。
結論から言うと、これは「週末の楽しみ」としては一級品です。 STARESSOほどの苦行ではありませんが、やはり全自動(Panasonic)の手軽さには敵いません。
今回は、全自動の手軽さと本格エスプレッソの間で揺れる私が、ビアレッティをどう使い分けているかレビューします。
ビアレッティを選んだ理由:STARESSOの反動
以前の記事で書いた通り、手動ポンプ式のSTARESSOは「粉の飛び散り」と「掃除の面倒さ」で封印されました。 そこで目をつけたのが、直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)です。
- 構造がシンプル: 洗うパーツが少ない。
- 伝統の味: イタリア全土で愛されている実績。
- IH対応: 「インダクション」モデルなら、現代のキッチンでも使える。
「これなら、味と手間のバランスが良いのではないか?」と考えたのです。
実際に使ってみて:味は「濃い」が、エスプレッソではない?
出来上がったコーヒーは、確かに美味しいです。 ドリップコーヒーにはない「コク」と「パンチ」があり、ミルクと合わせると最高のアイスカフェラテになります。
ただ、正直に言います。 「お店のエスプレッソ」を期待すると、少し違います。
抽出直後はうっすらと泡(クレマ)が浮くのですが、カップに注いでいる間にすぐに消えてしまいます。 私の腕が未熟なせいもあるかもしれませんが、あの「トロッとしたクレマたっぷりのエスプレッソ」というよりは、「ものすごく濃くて美味しいコーヒー」という表現が近いです。
手間レベル:Panasonic < ビアレッティ <<< STARESSO
肝心の手間ですが、STARESSOよりは遥かに楽です。 粉をバスケットに詰めて、火(IH)にかけるだけ。
しかし、やはり以下の点は気になります。
- 粉のセット: やはり粉を詰める時に多少はこぼれる。
- 火加減: 抽出が終わるまでコンロの前で待機する必要がある(全自動のように放置できない)。
- 後片付け: 本体が冷めるまで洗えないし、毎回分解して水洗いが必要。
結論:平日は無理だが、休日の朝には最高
結局、平日の忙しい朝は、スイッチ一つのPanasonicを使っています。 ですが、「今日はちょっと美味しいラテが飲みたい」という土曜日の朝には、このビアレッティが登場します。
ポコポコという抽出音と、キッチンに広がる香りは、全自動マシンでは味わえない「豊かな時間」をくれます。
- 「手間をかけずにカフェインを摂取したい」ならPanasonic。
- 「コーヒーを淹れる時間も含めてリラックスしたい」ならビアレッティ。
この使い分けが、今の私の最適解です。
